借金を整理する方法について

 

最初は軽い気持ちでカードローンやキャッシングを利用していたけれど、ギャンブルにハマりあちこちから借りているうちに返済が追いつかなくなり、多重債務状態になりもうどうしていいのか分からなくなった時は、債務整理で借金を整理することができます。

 

債務整理には「任意整理」「民事再生」「自己破産」という借金の整理方法がああり、それぞれが無理なく借金を整理する方法を選択することができます。

 

・任意整理
債務者と債権者が話し合いを行うことによって、借金の利息を減額したり、毎月の返済額を減額してもらう整理方法です。

 

ほとんどの場合は、債権者の代理として弁護士が話し合いをするのが通例ですので、弁護士に依頼をする必要があります。

 

・民事再生法
自宅を手放すことなく借金を整理する整理方法です。住宅ローン以外の借金が5千万円以下なら小額民事再生法として簡単に借金を整理できます。

 

・自己破産
返済できないほどの借金を背負っている場合に有効な整理方法。自宅や車・土地・株券などの財産をすべて手放すことで、一切の借金の支払い義務を負わなくてすみますが、保証人の借金はすべて残ることになるので、良く考えて申告する必要があります。

 

ほとんどの整理方法には弁護士を通した方がスムーズに進みますので、まずは弁護士に相談してみましょう。

 

借金で債務整理をした体験談

 

今から15年以上前になりますが、私は自営業で運転手をしていました。
当時は業種問わず不況の真っただ中だった事もあり、大手から中小の運送会社まで少しでも仕事を請け負いたいが為に、運賃を下げ本数を何とか確保すると言うような状態でした。

 

そうなると個人事業主は弱いもので、不況の煽りをもろに受け仕事をすればする程赤字になってしまい、経費だけでなく生活費まで危うくなった為、トラックを手放して廃業しましたが、多額の返済が残ってしまいました。

 

最初の内は毎月の支払いが出来ていましたが段々と滞るようになり、どうにもならなくなってからでは遅いと思ったので知人に弁護士を紹介してもらい債務整理する事を決めました。

 

知人の紹介と言う事と相談ではなく手続きのお願いで事務所まで行きましたので、着手金として3万円支払い弁護料は整理する金額の10%の他に掛かった交通費と事務手数料と言われ、本当ならば一括で支払わなければならない弁護料も債務の方が終わってから分割で払ってくれればいいと言って貰えとても助かりました。

 

弁護士が入るようになって、今まで支払っていた借入先によっては利息がストップした分、実際残っていた債務も減りましたが、その分返済を遅らせることが出来なくなったので、いつも支払い日が近くなると少し焦る思いをしました。

 

自己破産後の人生は終わりではない

 

まるで人生の終わりのようなイメージがありますが、そんなことはありません。
自己破産をしたことで会社を辞めさせられることもありませんし、自分から言わなければ分からないこともあるでしょう。
手続きは、破産法の改正により、以前に比べて簡単になりました。

 

弁護士や司法書士にお願いすれば、書類の作成も簡単です。
もし、自分のする場合は、書類作成はなかなか複雑ですが、可能です。
費用をかけずにしたい場合は、自分でやってみましょう。

 

破産をしたからと言って、全てのものが処分される訳ではありません。
不動産や20万円以上の車は処分の対象ですが、生活に必要なものは残されます。
もちろんテレビや冷蔵庫なども残ります。

 

借金を免除の代償には、クレジットカードが作れない、引っ越しや旅行にも制限がつく、職業の制限、公的名簿への記載などがあります。
これらの制限がありますが、今までのつらい生活に比べたらかなりマシと言えるでしょう。

 

もし、借金返済で追い込まれているならすぐにでも、弁護士や司法書士などに相談することをおススメします。
自己破産に関する相談は、費用を取らず無料でのってくれるところもあるので、困った際には迷わず相談してみて下さい。
必ず活路を見出せると思います。

 

自己破産のメリットとデメリット

 

自己破産は、借金の返済が不可能な状況にあるという事を裁判所に認められる事により、支払いの責任を免除されるという債務整理の一種です。

 

つまり、事実上借金を完全に帳消しに出来るという事になります。
返済が困難となった時の解決策としては最も効果の高い方法として知られていますが、かなり大きなデメリットも生じてしまいます。

 

自己破産によるデメリットで最も大きなものは、信用情報機関に記録されてしまうという事です。

 

いわゆるブラックリストに載るという事であり、ローン審査に通る事が事実上不可能となります。
期間は、5年から10年と長期にわたるので、将来の生活にも影響してしまいます。

 

また、破産開始手続きから免責許可が決定されるまでの期間は、資産を管理する内容の職業に就く事が出来なくなる資格制限というペナルティーも課せられます。
このために、借金をなくす事と引き換えに退職しなくてはならないケースも存在します。

 

このように、メリットとデメリットの両方が大きいという事が自己破産の特徴です。
さらに、帳消しに出来るのは自身の借金だけであり、保証人を立てている場合は請求が向かう事になります。
誰でも行える解決策ではないという事を注意しなくてはなりません。

 

参考:自己破産 その後

 

自己破産後に待っている生活のメリット・デメリット

 

自己破産を考えているけれど、その後の生活がどうなるか不安でなかなか思い切れないケースは少なくありません。

 

今と生活はどうなるのか、まわりには知られないのか様々な疑問があるでしょう。
そこで、その後の基本的な生活についてみていきます。

 

まず、自己破産をしたらどこへ住むのか、今までと同じ場所に住めるのかという事ですが、これは持ち家か賃貸かで異なります。

 

持ち家の場合は、資産である家は手放さなければいけませんが、賃貸の場合は大家に追い出されない限りそのまま住み続ける事が可能です。

 

持ち家の場合も、自己破産後すぐに出て行かなければならないというこはありませんが、次に住む場所を出来るだけ早く確保しておくべきです。

 

次に現代人の必需品ともいえる車ですが、これは車の価値により手放すかどうかが変わります。

 

車の価値が他の資産と合わせて99万円以上になる場合は手放さなくてはいけません。
しかし、それ以下の場合は自己破産後も続けて車を所有する事が可能です。

 

また、20万円以上の預金も没収されますが、資産が現金のみの場合は99万円までなら所有しておけます。
また、家電などの生活必需品は没収される事はありません。

 

そのほかに、カードやローンは信用情報機関の記録が消えない限りはする事が出来ないので、自己破産後のお金のやりくりには注意しましょう。

 

しかし、こうした事は周りに知られる事はありませんし、生活は借金に追われている生活よりは人間らしいゆとりが出来るかもしれません。

 

自己破産したら借金はなくなるが、その後の生活は甘くない

 

どうしても、借金をかかえてしまい、その借金の返済に困った時に、自己破産という選択をすることが出来ます。
この選択が出来ることで、たくさんの多重債務者が救われてきたことでしょう。
だったら、どれだけでも借金して自己破産してしまえばいいのかというと、それも違います。

 

破産するには、すべての財産をゼロにするのです。
持っている家や財産を持っていたら自己破産など出来ません。
だから本当に、どうしようもない人だけの救済措置です。

 

自己破産した人は、なんとかして人生立ち直るように頑張るものですが、どうしても、借金をするクセがついている人が多いようです。

 

お金が足りないなら、借りればよいと思う考えからまた借金が膨らんでしまいます。
ですから、破産後は7年間借金は一切出来ません。

 

ですから、自己破産したら、自分で稼いだお金を使うしか方法がないのです。
今の世の中では必需品とも言えるクレジットカードすら作ることが許されません。
これも、限度額を使ってしまったら、借金と同じことになりますから仕方ないでしょう。

 

破産後は、つつましく生活しなくてはいけません。
でも、多額の借金を免除してもらったなら、そのくらいのリスクは仕方ないでしょう。

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